2012年6月20日水曜日

Google Bloggerブログを99%元通りに復元するためのバックアップ方法

Google Bloggerブログを99%元通りに復元するためのバックアップ方法
Google Bloggerのテンプレートとデータをバックアップしても、ブログを完全に復元できるわけではないという話題です。

まず、Google Bloggerには、投稿記事、スタティックページ、コメントなどのデータ部分でひとつ、使用しているテンプレートのデータ部分でひとつ、合計2つの XML ファイルでバックアップができるエクスポート機能と、復元のためのインポート機能があります。

Blogger テンプレートをカスタマイズするときには、念のために必ずバックアップを取りましょうと謳ってますし、カスタマイズ以外でも万一のブログ破損に備えて、定期的にバックアップをとられているユーザーは多いと思います。

もし、バックアップデータからブログが復元できないケースがあるとしたらどうしますか?
Google Blogger の提供するエクスポート機能で吐き出した XMLデータでブログが完全に復元できるかというと、実は復元できないケースがありまして、言われた通りにバックアップしておいたのに、復元してみたら元に戻らない。そうすると復元に相当な時間を費やすか、諦めるかのどちらかということになりかねません。

一方、完璧なバックアップデータがあれば多くはコピペで戻せます。どんな状況になっても、大切なブログを完全復元できるように、必要なデータはすべて退避しておかなければ。

■ テンプレートを差し替えて再びオリジナルに戻してみると・・・

最初に安心材料として、Google Blogger で準備されているエクスポート機能とインポート機能を使えば大抵の場合、ブログを完全に復元することができるという例を紹介します。

オリジナルのAというテンプレートから別のBというテンプレートに変更たとします。

テンプレートを変更してみたものの・・・
・ちょっと想定していたイメージと違う。
・実際に適用してみたら使い勝手が悪い。
・細かいところでカスタマイズする箇所が多すぎてお手上げ(このパターンが意外と多い)。
などなど、いろいろな理由があると思いますが、やっぱりそれまで使っていたオリジナルのAテンプレートに戻したい。

この場合は、BloggerのバックアップツールでバックアップしておいたAテンプレートのXMLファイル(例えば template-21820324368757xxxx.xml)でアップデートすれば元通り。

実際に、①このブログのダミーブログを作成、②別のテンプレートで置き換え、③バックアップしておいたテンプレートXMLファイルで書き戻し、というプロセスを経たライブデモを紹介します。

bTemplates にある"Magazeen"というテンプレートを適用しました。
» bTemplatesのMagazeenテンプレートを適用したときのトップページ画像

更に、バックアップしたテンプレートXMLバックアップデータで元に戻したのが下のリンクのライブデモです。
» MagazeenからオリジナルのテンプレートXMLデータで元に戻したBlogger Customize Tips ダミー (http://dummy.blogger-customize-tips.com/)

たぶん完璧に元通り。
見ていただいた通り、ダミーブログのサイドバーの並び方がオリジナルと異なるのは、Magazeen テンプレートを適用したときにウィジェットを並び替えたからです(並び替えないと使用に耐えない状況だったので)。読者のガジェット(ウィジェット)はもともと他のIDのブログでは取れませんからダミーを作った時点でエラーですし、人気の記事ウィジェットはページビューで決まりますからオリジナルと違うのは当然。

こうやって見るとオリジナルから別テンプレートを適用、再度オリジナルテンプレートXMLデータで書き戻したときには、問題なく元通りになるということです(もちろん適用後に何もいじらなければという前提です)。


■ こんなケースでは Blogspotブログを完全復元できない

上記のケースはあくまでもオリジナルのブログが残っていることが大前提です。

例えば、以下のようなケースではエクスポートしたテンプレートのXMLデータで100%の復元はできません。
・bx-xxxxxx のようなエラーメッセージが出てカスタマイズできなくなった。
・テンプレートが壊れた。
・ブログが削除されてしまった。
・Google が Bloggerブログサービスをやめてしまった(んなこたぁ無い)。

要するに何らかの事情でオリジナルのブログが残っていないか、アクセスできなくなったケースです。

また、こういったケースも想定できます。
テンプレートの差し替えをしたいけれども一発でキマるか分からない。失敗するかもしれない。カスタマイズにも時間が掛かるかもしれない。元に戻らなかったらどうしよう。
だから公開中のブログのテンプレートではなく、予備のダミーブログでテストをして動作を確認してからオリジナルのブログに適用したい。

テンプレートの差し替えに踏み切れない理由は、失敗したときのリスクが取れないからですよね。記事数もたっぷり、そこそこアクセスもあるなんていうブログなら特に。

これは、おっかないから実データの入った別のテンプレート検証用ダミーブログを作りたいというケース

別の記事で書きますが、Bloggerテンプレートの差し替えで(Gallery系のテンプレートなどは特に)、想定していた結果が得られるということは100%ありません。そもそも海外で開発されているテンプレートですから、日本語の環境(2バイト文字、日付表示などなど)を想定していないというものが多い。レイアウトがグチャグチャになってしまったりする。
Seesaaブログとか、FC2ブログの場合は、結構キレイにテンプレートの差し替えができるのですが、Bloggerって簡単じゃないんですよねぇ・・・

完全復元できないパターンは、かなりレアケースかもしれません。が、そもそもバックアップデータでブログを復元しなくてはいけないこと自体が緊急時のレアケースです。そんなときだからこそ、バックアップデータに頼るのですから、それが使えないというのではバックアップの意味がありません。


■ Blogspotブログを99%復元するためのバックアップデータ

オリジナルのブログが残っていないという状況はあまり考えられないといえばその通りです。
でも私はこれまで Bloggerブログをいくつか削除されたことがあります。ある日突然、『お探しのブログは存在しません。ただし、「 (削除されたブログ名) 」という名前は登録できます。』などと表示されて背筋が凍る。削除対象となったのが特定の記事だと分かれば、その記事を除いて新しいブログとして復元させたいこともある。

Google Group で見たことがあるのですが、エラーで管理画面が開かなくなってしまったというケースもある。Google カウントが停止されているわけでもないのに、なぜか Blogger の管理画面がエラーで開かない。

GoogleがBloggerブログをやめてしまうということはまず無いと信じていますが、無料サービスですからサービスが停止したところで誰も文句は言えません(この場合は、別ブログのサービスに引越しになりますが)。

こういったケースだとまったく新規のブログをゼロから作り直しになるわけです。
そのときに、投稿記事のXMLデータとテンプレートのXMLデータの他に、ウィジェットの生ソースなどが必要になります。新しく作成したBloggerブログに別のテンプレートXMLデータを適応したときは、冒頭の画像のように HTML/JavaScript ウィジェットなどの中身は空っぽになってしまうからです。
つまり、ブログを完全に復元するためには・・・
  1. 投稿記事のXMLデータ
    管理画面(以下同)の「設定-その他」から「ブログツール-ブログをエクスポート」
  2. テンプレートのXMLデータ
    「テンプレート-[バックアップ/復元]ボタン」から[テンプレートをすべてダウンロード]ボタン
  3. HTMLの生ソース
    「テンプレート-[HTMLの編集]ボタン-[続行]ボタン」「ウィジェットのテンプレートを展開」のチェックボックスをティックした状態で得られるHTMLすべて
  4. HTML/JavaScriptウィジェットの生ソース
    「レイアウト」から追加した「HTML/JavaScript」ウィジェットの中身
  5. フィードウィジェットで追加したRSS情報
    「レイアウト」から追加した「フィード」ウィジェットのフィードURL
  6. 独自のrobots.txtや独自のrobotsヘッダータグ
    「検索設定」で有効にした robots.txt関連ソース

上記の6種類のバックデータがあれば、オリジナルのブログを99%は復元できると思います。


前述の通り、1の投稿データXMLと2のテンプレートXMLは、オリジナルのブログが残っているときに有効ですが、別のブログとして復元するには半分くらいしか役に立ちません。

3のHTMLソースは別ブログでの復元時に参照するためのものです。別ブログ=別テンプレートですから、オリジナルのHTMLに追加していた記述は全て消えてなくなるということです。AddthisとかAddClipsとか、LinkWithinや Google AdSense、それから Google Analytics や bing Webmaster Tool、アクセス解析 などトラッキングのためのソースがこれにあたります。

1,2では復元してくれず、欠落してしまうウィジェット関連で復元に手間が掛かりそうなのが、4のHTML/JavaScriptウィジェットの生ソース。
ブログツールなど、気の利いたカスタマイズはこのウィジェットに貼り付けていますから、これが消失すると復元に時間が掛かりすぎますし、最悪の場合、ソースが見つからないので復元不可能ということも考えられます。

5のフィードウィジェットも復元できません。RSSフィードの一覧はメモ帳などにコピーしてバックアップしておくようにします。
余談ですが私は RSSフィードを追加するときには、複数のRSSフィードをYahoo! Pipesでひとつにまとめてから追加するようにしています。そのほうが管理が楽です。

Bloggerで検索設定機能が追加されてから、独自の robots.txt を記述することができるようになりました。有効にしているときには、robots.txtの中身もメモ帳にコピーして保存し、復元に備えます。


恐らく、これだけのデータをバックアップしておけば、ブログが消失するようなことがあっても時間を掛けずに99%は復元できるはずです。

時間と労力をかけたお気に入りのカスタマイズ部分に限って、Google Bloggerのバックアップツールではバックアップされない。だから、別途バックアップしておく必要がありますよということです。


■ ところで残された1%とは・・・

ここまで書いておきながら今更ですが、Google Blogger は残念ながら100%の復元は出来ません。最大の問題は、記事のURL(パーマリンク)が復元できないということ。
致命的です。

詳しくは、Kuriboさんのこちらの記事に紹介されていますが、Bloggerの仕様でインポートしたデータに同じパーマリンクを割り当てることができないようです。

既に運用しているブログであれば外部リンクがありますから、データインポートでパーマリンクが変わってしまったらリンクが全てDead。リンクしてくれた先方のサイトにもリンク切れで迷惑が掛かってしまいます。

ただ、Bloggerで同じURLを再利用する方法は存在します。実際に同じURLで完全復元したBlogspotブログを持っていますので間違いありませんが、いったん削除されたBloggerブログだということと、同じURLを再利用するまでに数ヶ月も待たないといけないので現実的ではないです。

念のために上記の6種類に加えてもうひとつ。
同じURLで書き戻すための「7.すべての記事のURL」があれば。
しかし、実際にはバックアップは取れても、はやり100%復元するには時間と労力が必要なようです。

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